みなさんに質問です。いつもファッションは誰目線で選んでいますか？恐らく他人目線で選んでいる人が多いのではないでしょうか。
たとえば、恋人とデートをする時にはデートらしいファッションをしたり、恋人の好みに合わせたりする人も多いでしょう。
他にも異性受けを狙ったモテ服を着る、友達と出かける時には周りから浮かないファッションをする、という場合も同じです。また、流行に合わせたファッションをする、ということも実は他人目線なんですね。
もちろんフォーマルな席などではTPOに合わせたファッションをすることがマナーですが、普段着として楽しむファッションは、他人目線で選ぶ必要はありません。なぜなら、ファッションは自分の心を表すものだからです。
ファッションを他人目線でばかり選んでいると、本当に自分が好きなファッションがわからなくなってしまいます。それは自分の好みを基準としているわけではなく、他人からどう見られているかを基準にしているからです。
他人目線でファッションを選ぶ時は、これを着たらどう見られるか、どう思われるか、周囲から浮かないか、嫌われないか、笑われないか…いろいろなことを考えますよね。
自分がこんなファッションをしたら似合わないんじゃないか？と思うと、本当に着てみたい服でも着ることをためらってしまうこともあるものです。
でも、他人からどう見られているかを基準にした状態のままでは、いつまで経っても自分が着たいファッションを楽しむことはできませんね。
他人目線を基準にすると、好きでもない服を着たり、ただ流行に流されるままでいたり、他人から良いと言われた服しか着られなくなったり、ファッション自体が楽しいものではなくなってしまうこともあります。そんなの悲しいですよね。
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そんなみなさんにぜひ挑戦してほしいのが「自分目線でファッションを選ぶ」ということです。
友達からどう思われるか、恋人からどう思われるか、街ですれ違った人にどう思われるか、家族や親戚にどう思われるか、そんなことを気にすることなく、自分が本当に好きなファッションを選んでみましょう！
ずっと他人目線でファッションを選んできた人にとっては、ものすごく怖いことかもしれませんね。実際に自分が好きなファッションをしたことで、周囲から何か心ない言葉を投げかけられるかもしれません。
それでも他人目線で選ぶよりも、自分目線で選んだ方が、ファッションをもっと楽しむことができるのです。それは「ファッションが自分の心を表すものだから」なんですね。
他人目線で選んだファッションは、自分の心を基準として選んでいないので、自分の心の中を外に表現していない状態です。
自分の意志によって服を着ているように見えて、本当は誰かの意志によって服を着せ替えられている、着せ替え人形のような状態でしょうか。
でも自分目線で選んだファッションは、自分の心のままに好きな服を選んでいますよね。着たいと思える服、好きだと思える服を選んでいるので、そのファッションは自分の心の中を表すことができています。
他人目線ではなく、自分目線でファッションが選べるようになると、ファッションを楽しむこと以上に人生自体が楽しいものへと早変わりします。
自分が好きな服を身につけている、自分が好きなファッションを楽しんでいる、それだけで心の中は充実していきます。他人目線でファッションを選んでいる時には感じられない感覚がそこにはあるのです。
次回も他人目線でファッションを選ぶことに関係する話として、「年齢でファッションを選ぶこと」についてお話ししていきましょう。