ブランド品まみれに注意!ひとつに固めすぎないおしゃれを

みなさんはブランド品は好きですか?有名なブランド、高級ブランド、様々ありますが、ファッションについて考える時にブランドを基準にしている人も多いかと思います。

でも、ブランド品はあくまでもブランド品なんですね。あなた自身の心の中を表現しているものではないんです。もちろん「ブランド品が好き!」というのであれば、ブランド品をファッションに取り入れてもいいんです。

ただし、ブランド品まみれのファッションには要注意です!特にひとつのブランドだけでファッションを固めてしまうと、かえって下品に見えてしまうので気をつけてくださいね。

ブランド品というのは歴史もあるものですし、ブランドを作り上げた創始者の想いが詰まったものです。そのため有名でもありますし、ものによっては相当なお値段になりますよね。

そのため、わたしたちはブランド品を身につけていると、自分自身の価値が高くなったような気になることもあるものです。でも、ブランド品はあくまでもブランド品ということを忘れてはなりません。

いつもブランド品をよく身につけるというみなさんは、自分がなぜブランド品をファッションに取り入れるのか、よ〜く考えてみてください。

そのブランドが本当に好きでリスペクトしている!というのであれば、ぜひ今のままそのブランドを愛し続けてください。

でも、ブランド品を身につけている理由が、ただ単に「有名だから」とか「高級そうに見えるから」とか、他人基準の理由であるなら、本当に自分がブランド品が好きなのか考え直してみることをおすすめします。

ブランド品には確かに価値があります。ブランドを作り上げた人の想いも大きな価値ですし、ブランド品に付けられている値段も価値基準のひとつですが、その価値基準もまた他人目線であることに気付いておきましょう。

ブランド品だから価値があるのは当然です。でも、そのブランド品はみなさんにとって本当に価値があるものなのでしょうか?

「ブランド品だから」という理由は、「自分が好きだから」という理由とは全くの別物なんですね。ブランド品の価値というのは、みなさん自身が決めたものではありません。他の誰かによって決められた価値です。

なので、ノーブランドでも有名なブランドではなくても、みなさんにとって価値があるファッションアイテムなら、それだけでいいのです。何も有名で高級なブランド品だけに価値があるのではありません。

これはブランド品という価値基準と同時に、「お金」という価値基準で測っているとも言えますね。ブランド品を「高級そうに見えるから」という理由で選ぶ人は、ファッションをお金を基準にして選んでいるというわけです。

ファッション以外にも言えることですが、お金を基準にして選んでいるうちは、本当に自分基準で好きなものを選ぶことはできません。値段が高いものが良い、安いものが悪い、というわけではありませんからね。

もちろん値段が高いということは、完成するまでにそれだけお金も時間もかかっていますし、技術やデザインなどのクオリティも高いと言えます。でも、値段が安いものでもみなさんが「これ、好き!」と思えたら、値段など関係なく価値があるものになりますよね。

ブランドという価値基準は、自分基準で選んでいるのではなく他人基準であること、お金を基準にしてファッションを選ぶのではなく、自分が本当に好きだと思える気持ちを基準にして選んでみましょう。